のぞみ牧場学園開設の思い
これまで私は40年以上、発達に問題をもつ子どもたちを伸ばすのは、様々な適切な療育を適時的に与えていくことであると信じてきました。それは決して間違いではありません。それも必ず必要です。何年もの間私は都会の中で療育をしてきました。IQやDQを上げることが直接的な目的にしていました。認知や言語が伸びることが、全ての発達につながると、信じてきました。それにより、漢字が読めるようになったり、英語や外国語に興味を持ったり、お話が上手にできるようになったなど、想像以上の能力が上がっている子どもが多く、それが「成果」であると思っていました。成人してから久しぶりに教え子たちに会いますと、それぞれにとても頑張って、当時想像していた以上に生活をエンジョイしている姿は感動さえ覚えます。 |