社会福祉法人のゆり会 のぞみ牧場学園 home お問い合わせ home お問い合わせ home お問い合わせ home
のぞみ牧場学園とは? 療育・療法の環境 保育の様子 入園案内 のぞみ発達支援室きさらづ 社会福祉法人のゆり会 お問い合わせ
社会福祉法人 のゆり会
のぞみ牧場学園
千葉県木更津市真里谷2374-1
Tel:0438-53-5222
Fax:0438-53-5223
 
 
 
理事長 津田 望

のぞみ牧場学園開設の思い

これまで私は40年以上、発達に問題をもつ子どもたちを伸ばすのは、様々な適切な療育を適時的に与えていくことであると信じてきました。それは決して間違いではありません。それも必ず必要です。何年もの間私は都会の中で療育をしてきました。IQやDQを上げることが直接的な目的にしていました。認知や言語が伸びることが、全ての発達につながると、信じてきました。それにより、漢字が読めるようになったり、英語や外国語に興味を持ったり、お話が上手にできるようになったなど、想像以上の能力が上がっている子どもが多く、それが「成果」であると思っていました。成人してから久しぶりに教え子たちに会いますと、それぞれにとても頑張って、当時想像していた以上に生活をエンジョイしている姿は感動さえ覚えます。

しかし療育をしていた当時のことを思い出すと、今も懸命に頑張っている彼らですが、その時から私は「がんばれ、頑張れ!」と小さな背中を押してばかりいました。それが本当によかったのか・・。幼少の時にしか味わえない楽しみや余裕を持った生活、美しいものに感動したり、他からの温もりなどをもっともっと経験させてあげられなかったのかと、心から猛省し考えるようになりました。

子どもたちの心や身体の成長は、自然の中で自然とともに生活していくことがとても大切なのではないかと気づき、私はこの千葉木更津の自然豊かな馬来田の土地に「のぞみ牧場学園」を2002年に開設いたしました。自然というのは、山や川などの環境的条件もそうですが、動物たちなど私たちと同じ生き物との共存、両方を意味します。
のぞみ牧場学園では、もちろん子どもたちへ音楽療法や作業療法、心理や言語聴覚療法、そしてアニマルセラピーや乗馬セラピーなど、さまざまな質の高い療育をほぼ毎日行います。同時にこの素晴らしい自然があります。バランスの良い発達には、最善の環境を提供できるのではないかと確信しています。

ここ学園のある馬来田の森の自然は溜息の出るほど素晴らしいのですが、とても過酷です。強風が吹くと山のたくさんの竹がヒュールルと大きな音を立てて揺れ、また雨が降り木々の葉に当たる音はバタバタと壊れたタンバリンのようです。また一旦雪が降ると、街中ではもうすっかり消えていても、馬来田の山の上では数十センチ積もっていることがよくあります。一つひとつに自然の驚異を教えられます。坂の多い学園内では毎日が登り下りでフーフー言いながらも、いつの間にか足腰が鍛えられ、舗装していない広い園内では何回も転び泣きながらにも、自然に転ばない歩行や駆け足を身体が学習していきます。
毎日一緒に生活をしているたくさんの動物たちは、嫌なことをすれば逃げていき、無理強いすればコケッコと嘴でつつきます。子どもたちが、自分の思いだけで相手に向かうことができないこと、相手に受け入れられるには、他者への向き合い方を変えることの必要性を教えられます。また乗馬では、お尻からの温もりと共に心地よい揺れによって、気づかぬ内に心と身体を癒してもらえます。

私は長年緑の少ない都心で療育施設を運営しながら、こんな自然の中での子どもの育ちを夢見ていました。私自身もこんな自然の中で育っていたら、きっと違う人生を歩んでいたかもしれない、違う大人になっていたかもしれないと考えてきました。特に障がいを持っている子どもたちは、生まれてからずっと心配の連続で、卵の白身に囲まれた黄身のように周囲から守られ、強い依存心やワガママに成長している場合が多く見られます。いつも心配していた保護者から、知らず知らずのうちに過保護や過干渉で育てられ、大人になった時、それがどんな過酷なダブルハンディとなっていくのか・・。イヤというほど見てきました。

私はこれまで、多くの障がいを持つ子どもが成長していく姿に接してきました。いつの日でも、その子どもたちが成長した時に、幸せな暮らしをして欲しいと願い、その親子や家族に不十分で不満足ながらも寄り添ってきました。そして現在、そのお子さんが幸せに暮らせることとは何かと考えると、その当事者だけの問題ではなく、家族全員が幸せにならなくてはいけないと考えています。特に保護者です。子どもの幸せな人生は、早期療育や環境からの学習による確実な成長、同時に幸せを感じている親が実現してくのだと私は考えています。子どもを幸せにするには、保護者が幸せでなくてはいけないのです。
幸せというのは、お金や学歴があることではありません。それは保護者が、子どもの「現実的な将来をきちんと見据え」、「子どもに合わせた目標を持ち」、特に「きょうだいを幸せにすることを考え」、そして保護者自身の「心地よいワールドを見つけ」、「具体的な人生の夢を持てること」だと思うのです。その内容や方法は、お一人お一人違います。それをのぞみ牧場学園在園の間にご一緒に考えて、お子さんが小さいうちに気づいてくださったら嬉しいと思います。これからご一緒に人生の夢を描きましょう!

社会福祉法人のゆり会理事長・臨床言語士
津田 望

 
施設長
澤田 友孝

 

 
 
 
 
そらぐみ
やまぐみ
うみぐみ
とりぐみ
 
 
 
 
はのぞみ牧場学園の看板があります。
◎電車でお越しの場合
・JR内房線「木更津」駅にて、JR久留里線に乗り換え、「馬来田」駅下車 タクシーで約5分。(馬来田駅から約3km)
 
◎お車でお越しの場合
・館山道「木更津東IC」より約20分。又は、館山道東京方面より「姉崎袖ヶ浦IC」より約20分。
・アクアライン経由にて館山道路「木更津東IC」より約20分。
 
お問い合わせ home